夕暮れ時に、光がある

樋野 興夫 先生
(順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授一般社団法人がん哲学外来理事長)

 人間、いかなる境遇にもかかわらず、「夕暮れ時に、光がある」(ゼカリヤ書14章7節)である。

 2015年4月19日の午後、札幌グランドホテルで、『新渡戸稲造「武士道」出版115周年記念シンポジウム「新渡戸稲造とがん哲学外来〜純度の高い専門性と社会的包容力〜」をする機会が与えられた。

 会場は、満員であった。

 「お互いに、ジェラシーが生まれない、異分野の交流」の大切さを述べた。

 今後、定期的に、年一回、地元の有志による、「新渡戸稲造シンポジウム」が、企画されることであろう。来年は、「札幌農学校開校140周年」である。「21世紀の遠友夜学校」の時代到来でもある。

管理者から

 がん哲学外来とは医療現場と患者の間にある「隙間」を埋めるために 科学としてのがん学を学びながら、がんに哲学的な考え方を取り入れていくことを目指して誕生しました。樋野先生を理事長にNPOが2009年に設立され、現在では「対話の場」であるメディカルカフェという形で全国に広がっています。

 樋野先生からいただいた一言、看取りを覚悟している家族介護者にとっては心に沁みますね。先生のご著書の中から「綴られたページ」にいくつかの文章が紹介してあります。是非そちらにもお立ち寄り下さい。また、「がん哲学外来」のHPはこちらからどうぞ。 ⇒ http://www.gantetsugaku.org/